PCX160を手放します(1)

唐突ですが、バイクを乗り換えることにしました。

乗り換えの前に、これまで乗ってきたPCX160との思い出を書いていこうと思います。

PCX160を選んだわけ

PCX160を納車してもらったのは2021年の8月です。

それまで乗っていたのはスズキのSwishという125ccのスクーターでした。
Swishはパワーもあり、装備も充実のいいスクーターだったのですが私にはしっくりきませんでした。

10インチの小さいタイヤを履いており、ちょっとした段差が怖く感じたのと、カーブで内側に切り込んでいく感じに慣れなかったこと。
あとこれは自分が悪いのですが、車体が小さいのでついついすり抜けしたくなってしまうのも危ないと思いました。

小径タイヤのため非常に小回りが効く Swish LTD

そこで乗り換えたのがPCX160でした。
14インチのタイヤ、高速も乗れる160cc、大きい収納スペースなどが選んだ理由です。

PCX160は乗ってみると流石にベストセラーだけあっていいバイクでした。

パワーもあってスムースに回る水冷エンジンは燃費も良いです。
街中でも43km/l、ツーリングだと50km/l越えは十分満足の数値。

車体剛性が高く、高速でも100km/h弱なら余裕でクルージングできます。
高速だと燃費はあまり伸びませんでしたが。

フロアトンネルのフレームが車体剛性を高めている PCX160

納車日にディスクロック挟み込み事件

このPCX160。納車してもらってすぐに事件が起きます。

PCXは人気があり、盗難発生率も高いと言われます。
盗難防止のためにカバーやワイヤーロックをつけていましたが、これに加えてディスクロックを用意しました。

真ん中のブレーキディスクを挟んでいる小さい鍵穴つき部品がディスクロック

納車でバイク屋さんからPCXを受け取り、自宅についてすぐにブレーキディスクローターの穴に錠をワンプッシュで固定。
これがあればタイヤは回りません。防犯対策としてはかなり強力なアイテム。
うん。満足・安心だ。

ところがです。

写真を見ていただくと分かりますが、いざロックを外そうと思ったら、鍵がマフラーと干渉して錠にまっすぐ入らなくなってしまったのです。

後輪を回そうと思ってもスイングアームとリアサスペンションに挟まれて、ほとんど回せない状態。

しばらく試行錯誤しましたが、どうしても解決策が見つからず、マフラーを外してロックを解除しました。

まさか納車当日にマフラーを外すことになるとは思いもしませんでしたが、振り返ってみればこれも思い出。
手間のかかる子ほど可愛いとはまさにこの事だなと自分を誤魔化しても、原因を作ったのも間違いなく自分という、情けない事件でした。

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