新型クロスカブの乗り心地は

クロスカブが納車されてから初の週末です。

バイクと自分、両方の慣らしのため、日帰りで170kmほど走ってきました。
そこで感じたPCX160や先代クロスカブとの違いについてです。

PCX160から乗り換えてどう感じた?

PCX160は高速も乗れる万能スクーター。
一方クロスカブ110は原付二種。

馬力はPCXが15.8馬力、クロスカブが8.0馬力と、約半分です。
PCX160は、街中番長クラスに速いと思います。
で、クロスカブに乗り換えてパワー不足をすごく感じるかというと、あまり感じません。

もちろん、高速道路の比較はできませんが幹線道路でも一般道は110ccで十分と感じます。

加速感を言葉で表すと、PCXはグ〜ッ、クロスカブはルルル〜、みたいな感じ(語彙力!)です。

信号待ちで先頭に立ち、青で発進して50km/hに到達するとき、
PCXなら後続の車より40m前にいる、
クロスカブなら車の30m前にいる、そんな感覚です。

あと、クロスカブは峠道がとても楽しい。
車体が軽いからか思ったとおりに走れます。
17インチのタイヤのおかげで切れ込むこともなく、倒しただけ曲がっていきます。
ステップ荷重で倒し込むと気持ちよく向きを変えてくれます。
新型になって前ブレーキがディスクになったこともあり、下りのカーブも全く怖くありません。

PCXは直進性が高いのか、Rのきついカーブでアンダーが強く出てしまい、ちょっと怖く感じていました。
でもこれは私が下手くそだからかもしれませんね。

峠道では、私はクロスカブの方が楽しく走ることができます。

クロスカブ110
PCX160

JA45と比べるとどう感じる?

実は、先代のクロスカブ JA45にも乗っていました。
先代と比べてみてどう感じたか。

ブレーキ

一番変わったと実感するのは、やはり「ブレーキ」です。
やっぱりディスクブレーキ+ABSは安心です。

奥まで握り込めばドラムブレーキでもちゃんと効くといわれます。そのとおりだと思います。

しかし例えば、ディスクブレーキを握っていった時の制動力は
1-3-5-7-9-10 みたいに握り方と利き方が比例していて

ドラムブレーキだと
1-3-3-4-9-10 みたいに感じます。

絶対的な制動力は同じでも、やっぱりドラムはコントロールが難しい。

カーブの手前でも、JA45の時はフロントタイヤのロックが怖くてあまり握れませんでした。
リヤブレーキとシフトダウンでスピードをコントロールしていました。
ドラムだと、思ったよりRがきついときチョンと前ブレーキをあてて荷重を直せないのです。
そもそもヘタクソだから修正が必要なんですけれども。

ブレーキが安心できると、街中でも山道でも他のことに注意を向けられます。
そういう意味で安全性が高まったかな、と思います。

トルクの粘り

次に変わったな、と感じるのは長い登り坂などで感じる粘り感です。

発進時のトルクはあまり違いがないか、むしろ先代JA45の方がガツンと蹴り出す感じがするかもしれません。
先代では1速が吹け上がってしまい、発進がせわしないのでドライブスプロケットを15Tに変えたぐらいでした。

JA60では1速が吹け上がらなくなったので、発進トルクはマイルドなのかもしれません。
けれど40km/h ~ 50km/h あたりで上り坂に入っていった時の感じは、明らかにJA60の方が頑張ってくれます。

前者の感覚では速度がだんだん落ちてシフトダウンしたであろう坂道でも、なんだかんだとそのままのギアで登り切ってしまうことが明らかに増えました。

このラクさは、長距離になるほど効いてくると思います。

総じて

JA45 と JA60 を比べると、新型の方が運転が楽です。これは確実にいえると感じます。

一方、JA45のスポークホイールはやっぱりカッコいい。
また、JA45の方がエンジンがよく回るとのレビューも散見されます。

それぞれの特徴がありますが、どちらも「クロスカブの良さ」は共通に持っています。

私は今後ロングツーリングにもいきたいので、JA60が私の使い方に合っていると思った次第なのでした。

JA60クロスカブ
JA45クロスカブ

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