階段で富士山を登る企画の本日の記録です。
- 今日上った階数:27階
- 今日登った高さ:81m
- 累計到達点:711m
もくじ
東京スカイツリーを攻略しました!
富士山を目指す行程で最高高度の人工物を本日攻略しました!やった!
東京スカイツリーは、武蔵の国にちなんだ634m。
電波塔として世界一の高さでギネスに認定されています。
2008年7月14日に着工式、2012年3月14日に竣工式が行われ、工期は3年6か月でした。
私の地元からも遥か遠くにスカイツリーが見えるのですが、日を重ねるにつれてだんだん背が伸びていくのを、なんだか誇らしい気持ちで見ていたものでした。
建築途中に
そしてスカイツリーは、あの東日本大震災の日を建築工事の途中で迎えます。
記録によれば、発災した日の時点のタワーはまだ620mの高さだったそうです。
経験したことのない大きな地震の揺れ、テレビから流れる恐ろしい津波の被害、原発事故の緊迫。
日本の未来が真っ暗に閉ざされるような絶望感に襲われる日々を過ごしました。
その日、窓から見た建築中のスカイツリーは、遠目でまだ存在することは確認できました。
しかし、耐震機能だって完成時を想定して設計しているだろうし、未完成の段階では本来の性能があるのかどうか。
きっと現地では足場が崩れたりして大変なことになっているだろう。簡単には工事再開できないし、もしかしたら最初から作り直しや取り壊しになるかもしれない、と恐れていました。
日本って素晴らしい
ところが、震災からわずか1週間後の3月18日に、スカイツリーは世界一の高さ634mに到達するのです。
そう、あの大震災でも壊れるどころか、工事が進められていたのです。
この時の地震で、ツリーの高いところでは横方向に往復10mも揺れていた計算になるそうです。
しばらく大きな余震も続いていたし、計画停電なども実施されていた中で工事を着々と進め、世界一の高さに到達してしまう。
どれだけ日本の技術の高さと技術者の根性は素晴らしいのでしょう。
この話を聞いたとき、ドイツのマルティン・ルター「もし明日世界が終わるとしても、今日私はりんごの木を植える」という名言を思い出しました。
いずれにせよ、大震災の混乱と絶望の中で、「日本はまだ大丈夫」「いつか立ち直れる」
という光をスカイツリーが見せてくれたのは間違いないと思っています。

とにかく、そんな東京スカイツリー634mと同じ高さまで到達しました。
「世界一の電波塔を攻略したぞ~!」という達成感を今日は味わおうと思います。

まぁ、現地のエレベーターは分速600mで展望台まで1分足らずで登ってしまうらしいで 笑
次のマイルストーンからは人工物ではなく自然が相手になっていきます。
次の目標は、箱根駅伝で折り返し地点の芦ノ湖 723m。
明日は「山の神」になった気分で階段を上ります。
階段富士山100日チャレンジ 残り90日。